2009年11月13日金曜日

Wiiリモコンに使用されている画像処理機能付カメラ

 Wiiリモコンから取り外した赤外線画像センサ(赤外線画像処理機能付カメラ)の紹介です。赤外線LEDのような赤外線の輝点を撮影画像中から最大4点まで抽出し、その座標値を出力します。台湾のPixart Imaging Inc.製が製造しており、3.3V電源で、25MHzのクロック入力を必要とします。座標値データはI2Cバスでデジタル出力させるので、ArduinoのようなI2Cバスが利用できるデバイスが必要となります。佐藤研では、Arduino Pro Mini(3.3V)を利用して、シリアル出力やUSB出力に変換しています。


<ピン接続>
1: 電源(3.3V)
2: GND
3: GND
4: 未接続
6: SDA(I2C)→同上、PC4(ADC4/SDA)のA4ピン(A2ピンの近くにあるシルクスクリーンのない変則的なピン)に接続する。
7: クロック入力(25MHz)
8: リセット入力(負論理)



外観



正面


端子(モジュラー88タイプのピンと同形。ピン番号は右上1、右下2、左上7、左下8)


謝辞:KakoさんのWii赤外線センサに関するホームページ情報に感謝します。

1 件のコメント:

  1. 昔の記事に対してのコメント失礼します。
    私もこの記事を読んで試してみました。
    Arduino UNOでI2C通信をしてみたのですが上手くいきませんでした。
    私の能力不足なのですが、もし可能でしたら赤外線の位置を取得するスケッチを教えていただけないでしょうか。

    よろしくお願いいたします。

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